本管部分補修 一体型補修 取付管部分補修
地下に埋設された下水道管路内で発見された不良箇所に対して、不良箇所に最適な補修機を至近の既設マンホールより投入・移送することで、短時間で的確かつ効率的に部分補修を行います。
耐久性・耐薬品性能の高いビニルエステル樹脂(エポキシアクリレート)と耐薬品性能の高い耐酸性ガラス繊維および不織布を補強材とした熱硬化補修材を補修機に装着し、目的の不良箇所に移送します。補修箇所に到達した補修機によって管壁面に補修材を加圧密着させ、内蔵のヒーターで加熱硬化させることにより、高強度のFRP管を形成する工法です。
補修目的により、標準 (Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・更生管対応一体型)、耐震機能型 5種類の材料があります。
陶管、鉄筋コンクリート管、塩ビ管(VU・VP)、FRP管 等
● 呼び径 | φ150~φ700 補修幅 標準40cm (30・50cm)(熱・光) |
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● 呼び径 | φ150~φ400 補修幅 ロング100cm(熱) φ200~φ300 補修幅 ロング100cm(光) |
● 呼び径 | φ750~φ1500 補修幅 標準40・60cm(熱) |
● 呼び径 | φ150~φ700 補修幅 標準40cm (本管部))(熱・光) 補修高さ 標準12cm (取付管部) (取付管径 呼び径 φ100~φ200) |
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標準I (補強・止水) | ロービングクロス、不織布 (BFマット) (仕上がり厚さ 2.5~3.0mm) |
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標準II (補強・止水 二層構造管) | ロービングクロス、ガラスマット (BMマット) |
標準III (自立管相当) | ロービングクロス、ガラスマット (BMマット) |
標準I (補強・止水) | ロービングクロス、不織布 (BFマット) (取付管部:伸縮性ガラスクロス、伸縮性不織布) |
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標準II (補強・止水 二層構造管) | ロービングクロス、ガラスマット (BMマット) |
更生管対応型 | ロービングクロス、ガラスマット (BMマット) (仕上がり厚さ 2.5~3.0mm) |
本管可変施工機・ロング施工機
対応管径:φ150~φ700 (φ700)
(ロング φ150~φ400)
補修幅:40cm (ロング 100cm)
φ250 本管段差補修
卵形施工機
クラック
φ1500 施工機
浸入水
取付管一体型施工機
本管部対応管径:φ150~φ700
本管部補修幅:40cm
取付管部対応管径:φ100~φ200
取付管内補修高さ:標準12cm
浸入水
ちび弾丸/熱硬化用
対応管径:φ100~φ150
補修幅:20cm
φ100 取付管内補修
1.作業占用帯設置 交通誘導員の配置をし、バリケード、コーン、作業看板の設置をする。
2.作業車の設置 高圧洗浄車、TVカメラ車、内面補修車を設置する。
3.換気工 上流及び下流側のマンホールを開口し、送風機により換気を行う。
4.酸素濃度等測定 マンホール内の酸素濃度等を計測する。
5.止水栓設置 上流側管口に止水栓を設置する。(水量が多く、止水栓のみによる作業が困難な場合は、水替工も実施する)
1.洗浄工 下流側マンホールより高圧洗浄車にて管きょ内を洗浄する。
2.ワイヤー設置 TVカメラ車や通線道具によりワイヤーを管きょ内に通線する。
1.補修箇所確認 TVカメラを使用して補修箇所の位置、異常、不良の程度を確認。
2.補修前録画 TVカメラ車や通線道具によりワイヤーを管きょ内に通線する。
1.樹脂配合
2.樹脂含浸
3.補修機への装着
1.管内誘導 補修材を装着した補修機を管きょ内に下ろし、TVカメラで確認しながら補修箇所に設置する。
2.圧縮空気注入 補修機に圧縮空気を送り、拡径させ、補修材を補修箇所に加圧圧着させる。
1.加熱
2.温度管理及び空気圧管理
1.補修機撤去 補修機を撤去移動する。
2.補修状況確認 TVカメラを使用して補修状況を確認する。
3.補修後録画 補修後の状態をVTR録画、写真撮影する。
1.整理 止水栓を撤去しマンホール蓋を閉鎖する。
2.作業車移動、作業帯撤去 作業車を移動し、作業占有帯を撤去する。