WIDEセフティパイプ工法は、財団法人下水道新技術推進機構の「マンホール浮上防止に関する公募型共同研究」により開発された工法で,「新技術研究成果証明書」の交付を受けています。また、研究成果は技術マニュアルとして発行されています。
適用マンホール | 1号マンホール以上 (内空寸法900mm未満のマンホール及びマンホールポンプは施工対象外) |
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地震時において、マンホールが浮上する要因の一つとして、マンホール周辺の地盤に発生する過剰間隙水圧が挙げられます。WIDEセフティパイプ工法は、地震によって発生したマンホール周辺地盤の過剰間隙水圧を消散し、マンホール内部に排水します。その結果、液状化によるマンホール周辺の摩擦力低下を抑制することと集水管に作用する土圧により、マンホールの浮上を抑制する工法です。