水インフラ改築、長寿命化・耐震化事業(小口径)

EX工法

EX工法

(社)日本下水道協会Ⅱ類資器材登録品 NETIS登録 CB-080008-A

EX工法は、下水道管として50年以上の使用実績がある硬質塩化ビニル製の長尺管による非開削管路更生工法です。工場で生産したEXパイプを既設管に挿入、蒸気とエアーで円形に復元、拡径、密着させることで、既設管内に新たな管を形成します。

施工前から施工後

施工の流れ

①洗浄

本管・取付管を止水し、区間内の滞留物を高圧ジェット等で除去します。

①洗浄

②パイプ予備加熱

パイプウォーマー内で加熱し、パイプを軟化させます。

②パイプ予備加熱

③パイプ挿入・形成

ウィンチを使用して、EXパイプをマンホールから管内に挿入。パイプを蒸気で加熱拡径、既設管に密着させて、エアーで冷却します。

③パイプ挿入・形成

④取付け管穿孔・仕上げ

テレビカメラで位置を確認して、穿孔機により取付管接続部を穿孔します。最後にEXパイプのマンホール接続部を管口仕上げ材で仕上げます。

④取付け管穿孔・仕上げ

④取付け管穿孔・仕上げ


特長

①近隣住民への付加を低減

  1. (1)開削工事と比較して工事期間が短いため、交通渋滞、騒音等の負荷を低減できます。
  2. (2)材料に有機溶剤を使用していないため、臭気の発生や火災の心配がありません。

②1ランク上の耐震性

EXパイプは、更生後も既設管継手部の動きに追従し、新設管同様の耐震性が得られること(「差込み継手管きょ」としての耐震性)を確認しています。

③品質が安定

  1. (1)部材は(社)日本下水道協会Ⅱ類資器材認定品です。
  2. (2)下水道用資器材として50年以上の使用実績がある硬質塩化ビニル製であり、耐薬品性、耐摩耗性、内面平滑性に優れています。
  3. (3)現場施工時に化学反応を必要としないため、硬化不足の発生がなく、施工後も工場出荷時の品質を維持します。

④優れた現場適応性

  1. (1)既設管に曲り(10°以下)や段差(25mm以下)、隙間(50mm以下)が生じていても施工可能です。
  2. (2)既設管内径よりも小さな外径のEXパイプを挿入した後に拡径させるため、シワが生じにくい工法です。
  3. (3)施工後でも、EXパイプを除去してサイド施工することが出来ます。

本管同様、取付け管をEXパイプにより補修・改築することができます。

①住民への負荷が小さい

住民の生活エリアでの施工となる取付け管の更生では、本管以上に負荷の少ない工法が求められます。EX工法は、材料に有機溶剤を使用していないため、臭気の発生、火災の心配がなく、住民への負荷が小さい工法です。

②優れた現場適応性

既設管内径よりも小さな外径のEXパイプを挿入した後に拡径させるため、シワが生じにくい工法です。屈曲のある取付け管においても、その特長を発揮いたします。

施工の流れ

施工の流れ

適用・寸法

適用・寸法

管更生工事 パルテムSZ工法

SZ自立管(本管改築工法)

SZ工法は、マンホールを利用して下水道管内にSZライナーを引込み、空気と蒸気とでライナーを拡張・加熱して既設管の中に自立管を形成する工法です。管内に形成されたSZパイプは、優れた耐久性、耐薬品性を有しています。

SZ二層構造管(本管補修工法)

二層構造管SZ工法は、自立管仕様の実績をもとに、より経済的に老朽管を更生(補修)する工法です。


本管改築方法

二層構造管に対応 自立管・二層構造管/形成工法

1.引込行程

ウインチでSZライナーを下水道管内に引き込みます。

2.拡張・加熱行程

SZライナーの端部にSZシーラーを取付け、空気圧によりSZライナーを管内に圧着させます。圧縮空気を蒸気に置換することによってSZライナーを硬化させます。

3.穿孔行程

SZパイプでふさがれた取付管孔を穿孔機で穿孔します。

管更生工事 ホースライニング工法

ホースライニング工法は、熱硬化性樹脂を含浸させたライナーを既設管内に引込み、空気圧等で拡張・着圧させた後に硬化することで構築するものです。※条件により適用範囲限定


農水管路の更新と下水道管路の更新工法/反転工法
下水道は自立管設計※・二層構造管設計が可能。※条件により適用範囲限定

工法手順

1.洗浄・調査行程(下水道の場合)

高圧洗浄機により管内を洗浄した後、TVカメラで調査します。
農水の場合はクリーニング治具を使う場合もあります。

2.反転挿入行程(農水の場合)

反転機内に圧縮空気を送り込みシールホースを管内に反転挿入します。
条件によっては櫓を組んで、水頭圧による反転も行います。
下水道の場合は、反転機により反転挿入します。

3.加熱・養生行程(農水の場合)

蒸気による加熱養生と管内圧を一定に保って常温で養生する方法があります。
また、温水による加熱養生も水頭圧による反転挿入の場合は行います。
下水の場合は蒸気による加熱養生が主流となっております。

4.穿孔行程(下水道の場合)

取付管の位置に合わせて、管内面より穿孔機によって削孔します。その後、管口を仕上げます。
農水の場合は両管口を切り揃えて管端リングでシールホースを確実に固定します。

FFT工法

FFT-S工法とは

FFT-S工法(Field Fabricated Tube-Steam Method)は、特殊ライナーに未硬化の樹脂を含浸させた材料を既設管きょの中に引込み蒸気で硬化させることで、強度がある平滑なFRPパイプを形成し管きょをリニューアルする工法です。

下水道普及率も全国で75%、政令都市では92%を越え、下水道管きょの整備は日々進んでいます。一方で、老朽化などで破損や劣化した下水管きょも増えています。このため、計画的な改築・修繕を行い延命化することが必要になっています。しかし、水道、ガス、電力、通信などのライフラインが輻輳していることや交通障害を考慮すると開削による布設替えは困難な状況です。そこで、これらの問題を解決するために、非開削による管更生工法『FFT-S工法』が開発されました。

FFT-S工法の特長

自立管・二層構造管の材料選択が可能

  • 材料は自立管仕様と二層構造管仕様の2種類(G、Lタイプ)があり、目的に応じて選択することができます。
  • 『手引き(案)』に準拠した性能を有しています。
  • 高い耐久性(耐薬品性・耐ストレインコロージョン性・耐摩耗性・クリープ特性)を有しています。
  • 適用範囲
    管径:φ150~φ800mm/管種:ヒューム管、陶管、銅管、鋳鉄管
    耐久性(耐薬品性・耐摩耗性・耐ストレインコロージョン性)があります。
  • 耐薬品性
薬品名 質量変化率
(%)
外観変化
蒸留水 合 格 異常なし
塩化ナトリウム水溶液
(10w/w%)
合 格 異常なし
硫 酸
(30w/w%)
合 格 異常なし
薬品名 質量変化率
(%)
外観変化
硝 酸
(40w/w%)
合 格 異常なし
水酸化ナトリウム水溶液(40w/w%) 合 格 異常なし
     

試験方法 JSWAS K-2に準拠。質量変化率0.3%以内(60±2℃、5時間浸漬)

非近接施工が可能

対象管きょに施工車両が近接できなくても、施工可能です。

少ない占有スペース

ライニング工程における施工設備、車両が少なく、わずかな道路占用作業帯で施工できます。

安全と環境に配慮

材料はガスバリアー性のフィルムに覆われているため、臭気が少なく、安全と環境に配慮された工法です。

既設管きょと同等以上の流下能力

更生管の粗度係数(流下能力係数)は硬質塩ビ管と同等まで改善でき、流下能力が向上します。

■流下能力 粗度係数
実測値 0.008~
0.009
設計値 0.010

あらゆる管きょ状況に適用可能

段差、屈曲、隙間、浸入水かつ滞留水があっても施工できます。

取付管施工も可能

本管と一体型の取付管施工ができます。

FRP内面補修工法

  

地下に埋設された下水道管路内で発見された不良箇所に対して、不良箇所に最適な補修機を至近の既設マンホールより投入・移送することで、短時間で的確かつ効率的に部分補修を行います。
耐久性・耐薬品性能の高いビニルエステル樹脂(エポキシアクリレート)と耐薬品性能の高い耐酸性ガラス繊維および不織布を補強材とした熱硬化補修材を補修機に装着し、目的の不良箇所に移送します。補修箇所に到達した補修機によって管壁面に補修材を加圧密着させ、内蔵のヒーターで加熱硬化させることにより、高強度のFRP管を形成する工法です。
補修目的により、標準 (Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・更生管対応一体型)、耐震機能型 5種類の材料があります。

特長

  1. (1)補修する目的により、更生材(補修)を選択することができる。
    標準(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・更生管対応一体型)、耐震機能型
  2. (2)ビニルエステル樹脂・耐酸性ガラス繊維の使用により優れた耐食性を有する。
    耐薬品性・耐ストレインコロージョン性を有する。
    (JSWAS K-2、JIS K 7034)
  3. (3)更生(補修)材は、日本下水道事業団の防食D種の品質規格適合材です。
  4. (4)外水圧、内水圧に耐える強度を有する。(φ150~φ1500)
    外水圧0.08MPa、内水圧0.05MPaの耐水圧。
  5. (5)耐高圧洗浄性は15MPaで剥離・破損が見られない。
  6. (6)耐震機能型の補修材は、レベル2に耐える追従機能を有する。
  7. (7)耐摩耗性能はJIS A 1452に準拠し、JSWAS K-1「下水道用硬質塩化ビニル管」と同等以上の耐摩耗性を有する。
  8. (8)管きょの流下能力を損なわない。
    補修材の粗度係数は、下水道用塩ビ管と同等のため既設管流下能力を保持する。
  9. (9)施工性に優れ経済的です。
    施工装置はコンパクトで、1箇所あたりの施工時間が短く経済的です。

基本仕様

(1)適用管種

陶管、鉄筋コンクリート管、塩ビ管(VU・VP)、FRP管 等

(2)施工適用管径

【本管部】
● 呼び径 φ150~φ700
補修幅 標準40cm (30・50cm)
● 呼び径 φ750~φ1500
補修幅 標準40・60cm
● 呼び径 φ150~φ400
補修幅 ロング100cm
【取付管部】 (ちび弾丸)
● 呼び径 φ75~φ200
補修幅 20~30cm
【取付管接合部】 (一体型)
● 呼び径 φ150~φ700
補修幅 標準40cm (本管部)
補修高さ 標準12cm (取付管部) φ100~φ200

(3)更生(補修)材の種類 (標準型)

  【本管部】
  標準I (止水・補修管) ロービングクロス、不織布 (BFマット)
(仕上がり厚さ 2.5~3.0mm)
  標準Ⅱ (二層構造管) ロービングクロス、ガラスマット (BMマット)
  標準Ⅲ (自立管並み) ロービングクロス、ガラスマット (BMマット)

ロービングクロス
BFマット
BMマット
  【取付管接合部】 (一体型)
  標準I (止水・補修管) ロービングクロス、不織布 (BFマット)
(取付管部:伸縮性ガラスクロス、伸縮性不織布)
  標準Ⅱ (二層構造管) ロービングクロス、ガラスマット (BMマット)
  更生管対応型 ロービングクロス、ガラスマット (BMマット)
(仕上がり厚さ 2.5~3.0mm)

一体型 (BFマット)
専用一体型

使用機材:本管部分補修

本管可変補修機・ロング補修機
対応管径:φ150~φ600 (φ700)
(ロング φ200~φ400)
補修幅:40cm (ロング 100cm)

φ250 本管段差補修

施工前

施工後

卵形補修機

クラック

施工前

施工後

φ1500 補修機

浸入水

施工前

施工後

使用機材:一体型補修

取付管一体型補修機
本管部対応管径:φ150~φ700
本管部補修幅:40cm
取付管部対応管径:φ100~φ200
取付管内補修高さ:9~15cm

 

施工前

施工後

使用機材:取付管部分補修

ちび弾丸/熱硬化用
対応管径:φ75~φ200
補修幅:20~30cm

φ100 取付管内補修

施工前

施工後

施工手順

1-1準備工

1.作業占用帯設置 交通誘導員の配置をし、バリケード、コーン、作業看板の設置をする。
2.作業車の設置 高圧洗浄車、TVカメラ車、内面補修車を設置する。
3.換気工 上流及び下流側のマンホールを開口し、送風機により換気を行う。
4.酸素濃度等測定 マンホール内の酸素濃度等を計測する。
5.止水栓設置 上流側管口に止水栓を設置する。(水量が多く、止水栓のみによる作業が困難な場合は、水替工も実施する)

1-2洗浄工

1.洗浄工 下流側マンホールより高圧洗浄車にて管きょ内を洗浄する。
2.ワイヤー設置 TVカメラ車や通線道具によりワイヤーを管きょ内に通線する。

2-1TVカメラ調査工

1.補修箇所確認 TVカメラを使用して補修箇所の位置、異常、不良の程度を確認。
2.補修前録画 TVカメラ車や通線道具によりワイヤーを管きょ内に通線する。

2-2ライニング準備工

1.樹脂配合
2.樹脂含浸
3.補修機への装着

3-1内面補修工

1.管内誘導 補修材を装着した補修機を管きょ内に下ろし、TVカメラで確認しながら補修箇所に設置する。
2.圧縮空気注入 補修機に圧縮空気を送り、拡径させ、補修材を補修箇所に加圧圧着させる。

3-2硬化管理工

1.加熱
2.温度管理及び空気圧管理

4-1施工確認工

1.補修機撤去 補修機を撤去移動する。
2.補修状況確認 TVカメラを使用して補修状況を確認する。
3.補修後録画 補修後の状態をVTR録画、写真撮影する。

5-1片付工

1.整理 止水栓を撤去しマンホール蓋を閉鎖する。
2.作業車移動、作業帯撤去 作業車を移動し、作業占有帯を撤去する。

LL工法

特長

含浸したライナーバッグにインナーチューブを装着し、取付管内に引き込み温水を投入し、既設管内に圧着硬化させる。本管との接合部は、INS-LC工法を流用し既設本管と一体化させ、新設管路を構築する工法

口径

100~200mm(トップハット取付本管径 200~400mm)

Kanaslip工法

KanaSlip工法とは

2012年3月8日
(財)下水道新技術推進機構
建設技術審査証明書 取得

老朽化した下水道管路の中に、工場で生産された自立更生管をそのまま挿入し、 管口処理を施すだけの極めてシンプル且つ経済的な非開削型の管きょ更生工法です。

国土交通省 新技術情報提供システム
NETIS登録技術 HR-130007-A

特長

  • 現場ではなく工場内での成形品の為、品質が安定・均一。
  • 特殊作業車等を使用しない為、小スペースで施工可能。
  • 大幅な工期短縮により施工コストダウンを実現。
  • 内面はヒューム管と比べて粗度係数が小さいため流下能力が落ちない。
  • 供用下において施工が可能。
  • 追従性を有し、耐震性に優れる。

優れた耐震性

1スパン、50mまで対応しており、地震発生時に継手が不要なので、外れる心配がない。また、既設管への追従性(軸方向に1.5%屈曲角1°)もクリア。

優れた施工性

既設管の中に工場から搬送された自立更生管をそのまま挿入するだけの極めてシンプルな施工方法。施工時間の大幅な短縮が可能。特殊作業車等を使用しないため、省スペースでの施工が可能。

優れた耐圧強度

圧縮偏平荷重(5%圧縮時)においてJSWAS K-1「下水道用硬質塩化ビニル管」と同等以上の偏平強さをクリア。

優れた経済性

軽量で可とう性があるので施工が容易のため工期の短縮、大幅な施工費の削減が可能。

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